体調もよくなってきたし、買い物に行ったときのこと。
よく行くスーパーの駐車場。
2台ある身障者のためのスペース。
よくあることだが、健常者らしき車が1台停められていた。
それを見た中学生の甥が、もう一台はそんなことがないように、と
よけてあった身障者用のPであることを示す看板を
残っていたもう一台の身障者用スペースに置いた。

買い物の帰り、甥が置いた看板は見事によけられ
健常者と見られる車が停まっていた。
ニュースでも取り上げられていたが、悲しいことだ。


買い物途中、私はあまり歩き回れないので
sayを連れてキッズコーナーで遊ばせていた。
そこは、小さい子専用で「小学生以上のお子様はご遠慮ください」と張り紙がしてある。
けれど、どう見ても小学生以上の大きい子供が3人くらい
滑り台の上から飛び降りたり、本来遊びたいはずの幼児たちにとって
「危険」な遊び方をしている。
小さい子達は怖くて近寄れない。仕方なくコーナーの隅っこで遊ぶようになる。
驚いたことに小学生たちの親が迎えにきた。
子供だけではなかったのだ。

その小学生達が帰った後、小さい子たちが遊び始め、
sayもその中にまじって遊び始めたが
一人、どこからか発砲スチロールの塊を持ってきて
ちぎってはヒラヒラと落として遊び始めた。
これがまた滑り台の上から撒いたり、
sayの頭の上めがけて落としたりしている。
足元には発砲スチロールのゴミの山。

sayが真似をして同じことをやろうとしたので
私は「いっぱい散らかるからやめようね」と止めさせた。
滑り台の下にはゴミの山。
裸足で遊ぶ子供には気持ち悪がる子もいるし
もっと小さい子が間違って口に入れても良くない。
そのうちsayも気持ち悪がって泣き出した。

「困ったね~気持ち悪いの?白いの除けようね」
撒いている子供の親にも聞こえるようにゴミを集めた。

その子の親は男親。
母親が買い物をしている間、父親がそこで遊ばせているようだったが
私の態度を見て
「あ~もう!ママはいつまで買い物してるんだ?!」と
イライラしているようだった。

他のお母さんの中にもゴミを片付けている人がいて助かったよ。

そして、ゴミを撒いていた子供の母親が戻ってきた。
その親子3人は何もなかったようにその場を立ち去ってしまった。

「自分さえよければ・・・」

悲しいことだ。
はっきりと注意できない私も情けないが
なんだか今日は気分の悪いおでかけとなってしまった。

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